元世界No.1のアンディ・マレーが、グラスコート・シーズンに向けての準備に集中するため、パリで開催される全仏オープンを欠場することが明らかになった。34歳のマレーは、ここ数年ケガに悩まされており、先月のマイアミ・オープンは鼠径部の故障のため欠場した。

マレーはローラン・ギャロスでクレーコートのグランドスラムを制したことがないので、ウィンブルドンで2度優勝している彼が、エリート・テニスに復帰するために芝のサーフェスを優先しているのは、本当に驚くことではない。クイーンズ・クラブ選手権はグラスコート・サーキットの最初のメジャー大会で、14日に開幕する予定だ。^th 6月にロンドンのウェスト・ケンジントンで開催される。この大会でマレーは、再び母国のファンの前でプレーする機会を得ることになり、彼は最近、英国での試合復帰を「待ちきれない」と語ったという。このスコットランド人プレーヤーは、クイーンズで過去最多の5つのタイトルを獲得しているが、彼の関心は、6月末に行われるウィンブルドン選手権に向けて最高のコンディションで臨むことに集中している。