ジョコビッチ、全仏オープン防衛に白羽の矢

ウィンブルドン・チャンピオン ノバク・ジョコビッチは、クレーコートでのシーズンを前に、フランス政府が全選手に義務づけていたコバイド-19の予防接種を解除し、大きな弾みをつけた。この発表により、ジョコビッチは5月のローラン・ギャロスで全仏オープンのタイトルを防衛できることになる。

ジョコビッチは、1月の全豪オープンでワクチン接種を拒否され、欠場を余儀なくされた。ジョコビッチは、コビド19の予防接種を受けていないと思われるが、それ以来、予防接種を受けるくらいなら、今後のグランドスラムを欠場しても構わないという姿勢を貫いてきた。しかし、両大会がワクチン接種のルールを実施しないことを決定したことで、ジョコビッチはそのジレンマを回避し、ローラン・ギャロス&ウィンブルドンに出場できることになったようだ。

ジョコビッチは最近、ダニール・メドベージェフに代わって世界No.1に返り咲いたが、今後、より多くのATPランキング・トーナメントに出場できるようになれば、首位の座を奪還したいところだろう。現在、彼はアメリカでの大会に出場できないため、来週インディアンウェルズで開幕するBNPパリバ・オープンでの "第5のメジャー "を欠場することになる。次の大会は4月のモンテカルロ・マスターズになりそうだ。

メルボルンから強制送還され、全豪オープンの欠場を余儀なくされた20度のグランドスラム・チャンピオンにとっては、波乱万丈の時期だった。ジョコビッチは今週、長年のコーチであったマリアン・バジュダとも袂を分かった。2人はジョコビッチが10代だった2006年から一緒にやってきた。2人は2017年に1年間だけ一時的に別れたが、再び一緒になり大きな成功を収めた。ジョコビッチは、元ウィンブルドン・チャンピオンのゴラン・イバニセビッチを含む他のコーチ陣もこれまでと同じであることを確認している。

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