インディアンウェルズで開催されるBNPパリバ・オープンまであと数週間となった。この大会は、コビド19の大流行による2年間の中断を経て、テニスカレンダーの通常の枠に戻ってくる。2020年にキャンセルされた後、主催者は感染率の上昇を懸念し、2021年大会を10月に再スケジュールしなければならなかった。

この大会はしばしば「第5のメジャー」と呼ばれ、そのため通常、エリート選手たちが強力なフィールドに集結する。21度のグランドスラム・チャンピオンに輝き、先日 全豪オープン ラファエル・ナダルが3年ぶりにインディアンウェルズでプレーすることが決まった。彼が最後にこの大会に出場したのは2019年で、準決勝で偉大なライバル、ロジャー・フェデラーに敗れた。

イギリスNo.1のキャメロン・ノリーは、10月のインディアンウェルズ・オープンでイギリス人初の優勝を果たし、歴史に名を刻んだ。彼は、先月の全豪オープンで1回戦敗退というショッキングな結果に終わったが、その悔しさを晴らしたいところだ。

ノバク・ジョコビッチも出場選手リストに名を連ねた。しかし、ノバク・ジョコビッチの出場が危ぶまれている。 コビッド19の予防接種 が問題になるかもしれない。その ウィンブルドン・チャンピオン ジョコビッチは先月、全豪オープンを前にメルボルンから強制送還され、グランドスラムに出場できなくなった。インディアンウェルズの主催者は、カリフォルニアでプレーするためには、全選手がワクチン接種の証明書を提出する必要があると発表している。

女子のドローでは、全豪オープン・チャンピオンで世界ランキング1位のアシュリー・バーティがラインナップのトップを飾る。全米オープン王者で全英1位のエマ・ラドゥカヌも出場する。