2度目 ウィンブルドン 王者アンディ・マレーが、マドリッド・オープン1回戦でドミニク・ティームを6-3 6-4で下し、5年ぶりにクレーコートでの試合に勝利した。ティームは手首の故障のため、8ヵ月間コートから遠ざかっていたが、この試合ではフィジカルの強さに苦戦していたようだ。マレーはここ数年、自分自身の怪我と闘っており、試合終了時には両選手とも、競技テニスへの復帰を決意した互いの決意を称え、抱き合っていた。

元世界No.1のマレーは、クレーコート・シーズンをスキップする予定だったが、マドリッド大会へのワイルドカードを受理した。彼は2回戦で、昨年のウィンブルドンで彼を破ったカナダのデニス・シャポバロフと対戦する。

その他では、現在イギリス・ナンバーワンのキャメロン・ノリーが、病気と出遅れを克服し、韓国のクォン・スンウを7-5 7-5で下している。26歳のノリーは、次のラウンドでアメリカのジョン・イズナーと対戦する。

女子ドローでは、エマ・ラドゥカヌが準々決勝に進出し、好調を維持している。エマ・ラドゥカヌ 全米オープン のチャンピオンは、ウクライナのマルタ・コスティユクを6-2 6-1で破った。この19歳は、準決勝で同じくウクライナのアンヘリーナ・カリニナと対戦する。

“ローラン・ギャロス2012 - アンディ・マレー" by コルノ.フルガー75 の下でライセンスされている。 CC BY 2.0.