ベオグラードで開催されたセルビア・オープンの決勝で、世界8位のアンドレイ・ルブレフがノバク・ジョコビッチを6-2 6-7 (4-7) 6-0で下した。この勝利により、ジョコビッチは2022年に向けて不安定なスタートを切っていた今シーズンの初タイトルを逃した。世界No.1のジョコビッチは、ホームの大観衆の前でプレーしていたが、ルブレフは果敢に攻め続け、決定セットを支配し、優勝を飾った。ルブレフがジョコビッチを破ったのはこれが初めてで、今年3つ目のタイトル獲得となった。ルブレフは今大会には出場できない。 ウィンブルドン オールイングランド・クラブ ロシア選手出場禁止 ウクライナ紛争が続いているためである。

その他では、カルロス・アルカラスがバルセロナ・オープンで優勝し、彼のエキサイティングなポテンシャルを改めて示した。アルカラスは、このスポーツの新星の一人としての地位を確立しており、今週、世界トップ10入りを果たすだろう。このスペイン人プレーヤーは、同胞のパブロ・カレーノを6-3 6-2で破り、2005年のラファエル・ナダル以来、最年少のトップ10プレーヤーとなる。