20歳のスペインのスター、カルロス・アルカラスが週末、クイーンズ・クラブで初のグラスコート・タイトルを獲得した。決勝では、アレックス・デ・ミナールを6-4 6-4で下し、堂々の優勝を飾った。全米オープン・チャンピオンのアルカラスは、ノバク・ジョコビッチを抜いて世界ランキング1位となった。
アルカラスは今後、優勝候補の筆頭に挙げられるだろう。 ウィンブルドン選手権 月曜日に開幕する。ジョコビッチはSW19のディフェンディング・チャンピオンだが、スペインの若手の脅威は十分に認識しているはずだ。この2人が最後に対戦したのは全仏オープン準決勝で、そのときはアルカラスが痙攣に苦しんだ末、セルビアが勝利を収めている。
22度のグランドスラム・チャンピオンに輝いたラファエル・ナダルと昨年のファイナリスト、ニック・キルギオスが欠場する中、テニス界で最も権威あるタイトルを誰が手にするのか、アルカラスとジョコビッチに注目が集まる。